【日本橋Art.jp】近藤貴美子Web個展 NEO*BUTHUGA展を開催いたします。
弊社が運営している、絵画メディア・販売サイト「日本橋Art.jp」では
9月16日~9月末日の期間、【日本橋Art.jp】近藤貴美子Web個展
NEO*BUTHUGA展を開催いたします。
ぜひ展覧会の雰囲気をおうちから、スマホの中から、お楽しみください。
近藤貴美子Web個展NEO*BUTHUGA展
※会期中のみ公開となります。
● ステートメント
Web個展NEO*BUTHUGAをご覧頂き有難うございます。
みなさま「仏画」というとどういうイメージをお持ちでしょうか? 初めてご覧になった方々は一様に『こんなに鮮やかで美しいとは思わなかった』 『もっと暗くて、抹香臭い物だと思っていた!』と言われます。 またあるときには仏画の字を見て『フランス画ですか?』と言われたこともあります。 仏画というジャンルの認知度はまだまだ低い! これが私の今までの感想です。
1,000年以上継承されてきた日本伝統技法そして、日本独特の絵具(水干絵具) (岩絵具)のマットな美しさは日本人の感性だけでなく多くの海外の方々も刺激しています。
その素材は土や貝や岩など自然からのものも多く、その素材から練りだす色彩には色ごとの波長があります。 その色彩の組み合わせで心地よい気分になり、体調も良くなると言われています。 私はその波長を感じ、調和を考えながら描かせて頂いています。
今回の作品は復元模写作品と古くからの技法(暈繝)を使ったオリジナルアート作品の両方の違いを楽しんで頂けたら幸いです。 何より古来から吉祥を呼ぶ物であるとされています。 どうぞごゆっくりご高覧下さいませ。 最後までお付き合い下さり有難うございました。
● 近藤貴美子
小学校の頃から洋画が好きで描いていたのですが、高校で初めて日本画に出会い高校の美術科に進学。憧れの京都の大学でも日本画に没頭をし卒業。西陣織物デザインを経て中学校美術教師をしていた頃、仏画の素晴らしさを伝授して下さった先生との出会いがきっかけで、復元仏画の伝承を学び独自の画風を確立ができました。
密教で仏画は発展しました。日本画の絵の具のまったりとした美しさ、静の美しさ、そして細密な美しさを古来の手法で描いております。
1000年も、又、それ以上も祈れるよう自然な物から作り出した(紙、にかわ、絵の具など)優しさ美しさを感じて頂ければ幸いです。
仏画の中には一例として、京都の中でも世界遺産にも登録されている宇治の平等院の「鳳凰堂」の柱・壁面・長押・貫・天井、に描かれている極彩色の菩薩や絵巻模様を一つずつ取り出して、復元して描いた菩薩(ぼさつ)や暈繝(うんげん)紋様をモチーフにたくさん使っております。
暈繝(うんげん)の美しい紋様や天然の岩絵の具、水干(すいひ)絵の具で描かれる仏画の配色の美しさを少しでもお伝え出来ればと日々精進しております。
【略歴】
京都嵯峨美術短期大学日本画卒業、西陣織デザイン、中学校美術教師を経て、
仏画修復の伝承を学び独自の画風を確立。現在大阪府吹田にて仏画教室を主宰。
1956年
・1月17日生まれ
1971年4月
・愛知県立旭が丘高等学校美術科入学
1974年3月
・愛知県立旭が丘高等学校美術科卒業
1974年4月
・京都嵯峨美術短期大学日本画入学
1976年3月
・京都嵯峨美術短期大学日本画卒業
2007年7月
・〔大阪府〕シュラインギャラリー千年アート仏画展開催
2009年10月2日~4日
・〔大阪府〕吹田市エンマン大阪教室にて仏画展開催
2009年11月21日~22日
・〔沖縄県〕沖縄県男女共同参画センターてぃるる
・古都の流れ 千年アート仏画展開催
2011年5月3日~5日
・〔沖縄県〕沖縄県立博物館美術館 県民ギャラリーにて仏画展開催
2015年11月7日~9日
・[京都]真宗佛光寺派 大善院「おてらハウス」にて仏画展開催
2017年6月6日〜7月2日
・[沖縄県]カフェ ブッキッシュにて色と美の調和〜ART MANDARA〜展開催
2018年4月2日〜4月7日
・大阪中央区常磐町色彩彩展 開催
2019年2月9日~2月11日
・大阪府箕面市瀬川3-2-5西南生涯学習センターにて個展
2020年10月14日~10月18日
・フランス パリ マレ地区 「galerie JOSEPH minimes」にて出展