【新着】日本橋Art.jp|インタビュー
掲載日:2023.02.10

 
 
弊社が運営しております、絵画メディア・販売サイト「日本橋Art.jp」にて
画家・吉崎塁様のインタビュー記事を公開いたしました。
 
作品へ込めた想いや、画家を目指すきっかけなど様々なエピソードについて語って頂きました。
インタビュー内容を一部抜粋しておりますので、是非この機会にご拝読ださいませ。
 
 
吉崎塁|Yoshizaki Rui
 
 

 
 
|善悪や常識の枠を超えた、吉崎塁の描く世界
 
“ 私たちの住む世界とはいったい何? „
 
ー吉崎さんの絵は不思議な作風が多いです。ご自身の内面や、精神世界を描いているのでしょうか。
 
「はい、作品によっては。でも、どちらかというと、ぼく達の生きるこの世界とは、いったい何なのだろうと。むしろ現実世界を客観視して、それを描いている部分が大きいです。あえて言葉にするなら、並行世界のようなものでしょうか。次元のどこかにリアル世界の本体があり、それが現実に投影されていて・・その本体を、実際にある光景と感じ、描いているところがあります。」
 
ーそうしたイメージは、どのような切っ掛けで生まれるのでしょうか。
 
「決まった条件はないですね。日常生活で断片がふと浮かび、その輪郭が次第に鮮明になることもありますし、とつぜん何かが降りてきたように、身体が勝手に描き始めることもあります。
だから外出するときはミニスケッチブックを、いつも持ち歩いているんです。ふと浮かんだとき、すぐ描き留められるように。でもアトリエに戻って絵にしたら、まるで違った形になることも。とにかく固定されたものはなく、自由に描いていますね。」
 
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