【新着】日本橋Art.jp|インタビュー
弊社が運営しております「日本橋Art.jp」にて
画家・mayu!様のインタビュー記事を公開いたしました。
作品へ込めた想いや、画家を目指すきっかけなど様々なエピソードについて語って頂きました。
インタビュー内容を一部抜粋しておりますので、是非この機会にご拝読ださいませ。
|心にあるもの、身の周りにあるものを、自分らしく表現したい
“ 子どもの頃に感じた畏怖 „
「子ども頃に怖かったもの」って誰でもありますよね。私は暗い場所や影がそれでした。
夜ひとりで眠りにつこうとしているとき、暗い部屋の中にいると、まるで闇の中に自分が包まれてしまったような、親や友だちから隔絶されてしまったような不安が押し寄せてきて。
夕方に自分の手をかざすと下についてくる影を見て「何でついてくるんだろう」「誰だろう」と、影も怖かったですね。
大人になってから、ふと夕方の歩道に伸びている自分の影を見たときに、そんな子どもの頃に感じた畏怖を思い出しました。
暗い場所や影は黒色でできていますよね。でも、黒色じゃなくて白色だったらどうでしょうか。「もしかしたらお友達になれたかもしれない」と私は思うんです。
そうして黒色のキャンバスに白色の少女を描いた『星廻り』という作品ができました。
私は基本的に顔を描きません。以前、顔を描きたいと思ったときに、絵の技術が足りなくて描けなかったんですよね。
思い切って「やめちゃえ!」と白く塗り潰してみたら「あれ?これ素敵かも?」と思える表現に出会えました。
以前はリアリズムやシュールレアリズムなどの画風に憧れていたのですが「こういう絵が描きたい」という構想があっても、どうしても自分の技術が追いつかなくて。
理想の絵を描けずに悩む日々でしたが、ある日「ま、いっか。自分らしい絵を描こう」と思えるようになったんです。
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| アーティスト情報
● mayu!
子供の頃に感じた畏怖。
を表現したくて「綺麗でこわい物語」をテーマに絵を描いていきます。
【略歴】
1982年
・愛知県生まれ
【グループ展】
2015年
・名古屋市立交通局「mayu!5/11新栄アドリアーナ・ライブペイント展」
2016年
・大一美術館「生き物 命ある生命展」
2016年
・岐阜市久世画廊「画廊でポロロン音楽祭2016展」