Norico Nagaiwa Web個展
掲載日:2024.12.01

弊社が運営している、絵画メディア・販売サイト「日本橋Art.jp」では
12月1日~12月15日の期間、「Norico Nagaiwa Web個展 Dear My Moon」を開催いたします。
ぜひ展覧会の雰囲気をおうちから、スマホの中から、お楽しみください。

Norico Nagaiwa Web個展 Dear My Moon
※会期中のみ公開となります。

● ステートメント
私は日常や旅の中で拾う風景や情景に自身のその時々の心模様を重ね合わせたイメージアート作品を作っています。
この個展では「月」への思いを込めた心象作品を中心に選びました。

1日の終わりに私は良く夜空を眺めます。どんな感情でその空を見上げてもそこには月が穏やかに浮かんでいます。

特に心の対話をしたい夜には、その月明かりは胸の中を静かに照らし、自分自身に語りかける時間の扉を優しく微笑みながら開いてくれます。
「今日はどんな1日だった?」そんな言葉と共にそっと寄り添ってくれるのです。
長い漆黒の夜を静かに見守りながら1日の疲れを癒し明日のための深い眠りに誘ってくれる、月はそんな存在です。

この月が照らす夜のひと時に月とお喋りをしながら作品を楽しんでいただけたら幸いです。

Norico Nagaiwa

私の作品は自身で撮った写真を素材に創作する「イメージアート」です。
この作品作りは写真を撮り始めた事がきっかけでした。
目や五感を通して様々な風景や情景と出会う時、自身の内側から見えてくるもう一つの風景や生まれるイメージ、色を感じるようになりました。
そして、それらを織り交ぜて表現したいと思いました。
それぞれの出会いの中で過ごす時間は自分と向き合える場であり、刻まれた記憶の中をもう一度歩きながら心が見たり感じた世界を形にしていく、それは自身との対話の時間となり心の解放にも繋がっています。
現実に存在しそうな世界もあれば、そうでない世界もあります。
生き物達が織りなす豊かな情景への眼差しや想いなど、イメージ表現は様々ですが、いつもそこに込めているものは、「優しく穏やか、快い心地良さ」それが変わらないテーマです。
そしてこのテーマは私自身が常に大切にし、また願っているものでもあります。
見てくださる方々がそれぞれにそんなメッセージを感じて頂けるような作品を作っていきたいと思っています。

その後大人になって、とあるお花のレッスン内で植物のイメージを描く機会があり、そこから描くことへの火が再び付きました。
元々はお花を使った作品作り、空間人物へのフラワーアートなどで作品を作る事をメインにしていたのですが、コロナ下に時間が出来たことで再び絵を描くようになりました。
作品は絵の単体のもの、または絵と生花をコラボさせたものなどその時々で変化します。
ですが、元々がお花の世界から入っているせいか、題材になるものが植物、自然からのインスピレーションで描くことが多い気がします。

【略歴】
1956年
・東京都生まれ
2011年
・写真を始める
2014年
・東京カメラ部「2014年10選」の一人に選出される
2015年
・住友不動産 4TH Step Photo フォトコンテスト(2017)銀賞受賞
2017年
・IAG (池袋アートギャザリング)公募展 栗原画廊賞受賞
2022年
・LUXEMBOURG ART PRICE 2022 芸術功労賞受賞

【個展】
2016年
・2月 四谷ポートレートギャラリー「心象風景〜溢れ出す心の色」
2017年
・3月 四谷ポートレートギャラリー「OMOKAGE」
・5月 栗原画廊 「長岩典子アートフォト展」
2022年
・11月栗原画廊 「イメージアートの世界・長岩典子展」

【グループ展】
2012~2023年(写し人は継続中)
・ICHIE グループ展, 写し人(高崎シティギャラリー、埼玉県立近代美術館、栃木県総合文化センター、その他)
2017年
・ 11月 宇都宮東武百貨店「秋の大絵画市展」出展
2023年
・1月、7月、上野松坂屋 fine art collection 2023 出展
・7月 JCAT NY Exhibition チェルシー展 出展(New York, NOHO M56 gallery )
・9月 Itsliquid Group VENICE INTERNATIONAL ART FAIR 17TH EDITION(9/21~10/6)
・11月 宇都宮東武百貨店 「秋の大絵画市展」出展 (11/1~11/6)